感染症対策委員会研修
昨日、滝川保健所の方をお迎えし、高齢者介護施設の感染症対策の基礎の研修会を開催しました。
数日前より全職員に周知し、32名の職員が参加しました
保健所の方が来られるということで、重苦しい研修会になるだろうと思っていました。
講師の方はユニークな方で、賑やかに始まりました
流れ的には、グループにわかれ、パワーポイントで感染症対策について説明があり、
その後、頭の体操として、テーマが出されました
一つは『ポケットの中に300円が入っています。さて、あなたなら何をしますか?』
・・・感染症研修と関係あるの?というテーマでした。
司会、書記を決め、どんどん発言していくのですが、
・ジュースを買う ・縦に並べる ・totoを買う ・財布にしまう
5グループもあるので、沢山の項目がでました。縦に並べるとか、おもしろいです
二つ目は『人にうつる病気』
お!研修テーマに近づきました
・ノロウィルス ・O-157 ・肝炎 ・水虫
など、これもまた結構な数が出ました
そのなかで、施設内で感染すると危険性があるものとを振り分けました。
いろいろな病気の名前が出ましたが、利用者ではなく職員でもありうることと思いました。
最後『施設内で起こりうる感染源』
・浴室のカーペット ・車イス ・寝具 ・トイレの便座
出た項目を、関連別に分け、模造紙に急を要するもの、要しないものに分けました。
各グループの結果を発表
グループで出し合うことで、自分が見落としがちだった細かい所に気づき大変勉強になりました。
すぐ実行できる項目もあったので、対応して行きたいと思います
【感染症対策の三つの基本】
・病原体を持ち込まない
・感染経路を断ち切る
・スタッフ、入居者の抵抗力の向上
基本的なことですが、うがい、手洗いが一番の感染予防策です!!
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